プリンセスがまだ2歳になる前だったと思う。
いつもの公園で会うワン友が、
「犬と話せるっていう人がいてね、そこに行ってきたの。
相談にのってくれて、犬の気持ちを色々教えてくれるのよ〜」。
といって、あんなことを言われた、こんなことを言われた、
誰々さんはこう言われたりしたのよ、と嬉々として話してくれた。
その話はどれもこれも面白く、
話し手のお友達はいかにも奥様然としたとても品の良い方で、
彼女のパートナーのワンもプリンセスの仲良しだったこともあり、
私はすぐに予約をとり、
とても楽しみにしてその「犬と話せる」人のところへ行ったのだった。

ぷ〜ちゃん♪ 「ん? アタシのこと呼んだ?」
その感想はというと……、
一緒に行ったフレンチブルドッグ飼いの友人は
「初対面のワンにガウガウしちゃうのを辞めさせたいんです」と相談したら、
「会わせなきゃいいじゃないですか」と言われて、えらく憤慨してた。
口には出さなくても、お顔にはこう書いてありました。
「その程度の答えで人から金とるなよ!」。
私的にはほとんど話の中身は覚えていないんだが、
「どんなものを食べさせているんですか」と聞かれ、食の重要性を説明された後に
「僕のところではこういうフードを作っているんです」と言われた途端、
漫画みたいにザーっと頭のてっぺんから熱がひいていく感じ。
ドンビキしてしまったわけですね。
結論としては、「まったくのインチキとは思わないけど、二度と行かない」。

「今、ボクは何を考えてるでしょう?」 どうせ、オヤツ食べたいでしょ。
「当ったり〜♪」
「当ったり〜♪」
たまに動物番組で「動物と話せる」という人が登場して、
病いで苦しむワンや虹の橋を渡ってしまったワンの声に耳を傾けてくれたりする。
観る度に号泣しちゃうのよねぇ〜。
こうした番組によく出てくるジョイス・レイク女史やペネロペ・スミス女史は
「アニマル・トーカー」としてワールドワイドに認められている人たちで、
世界中に顧客がいる。それだけ彼女らの能力は高く、信頼されているのだろう。
子供の頃、ドリトル先生を読んで動物と話ができたらどんなに素敵だろうって
思ったものだが、もちろん大人になった今でもそういう思いはある。
白黒ズと暮らすようになって、それはますます強くなったくらいだ。
ただ、レイクやスミスのような人たちは特別。
ボディランゲージである程度の感情を読み取ることはできるし、
一緒に暮らしている者として、
白黒ズの考えていることが手に取るようにわかる時もある。
だけど、動物と会話できる能力はやはり特殊な能力なわけで、
私にゃ動物と話す能力はない。ついでに霊感もない。スプーンも曲げられない。
残念だわ……、とずっと思っていた。
ところが、ある時友人が「今、アニマルコミュニケーションを習っているの」
と言うのである。
えっ、動物たちとの会話は習ってできることなの?
そもそも、習えるところがあるの?

プリンセス「なんか退屈だわ」
バン「ねぇねぇ、まだ遊びに行かないの〜」
バン「ねぇねぇ、まだ遊びに行かないの〜」
アニマルコミュニケーターは、例えば愛玩動物飼育管理士みたいな資格制ではなく、
独学でなる人もいれば、海外で修行を積んでなる人もいる。
国内でもアニマルコミュニケーションカレッジなるものがあって、
そこで勉強することができるのだ。
日本アニマルコミュニケーション協会というものもあり、
「動物たちの心の声を聞き、人と動物とのより良い関係と幸せなコミュニケーションを伝えるために設立されました」と説明されている。
ふ〜ん。
「ドリトル先生みたいになる」という私の子供の頃の夢は
今や授業料払って学校に通えば叶っちゃぅのかぁ……。

バ〜ンちゃん♪
「……ちょっと眠いの……。後にして……」
「……ちょっと眠いの……。後にして……」
まぁ今更、学校に通って自分が習おうとは思わないけれど
アニマルコミュケーションに対する興味はなくなってはいない。
というか、興味は津々なのである。
実は私にはどうしても知りたい事がある。
プリンセスにぜひ聞いてみたいことがあるのだ。
そこで性懲りもなく、再びアニマルコミュニケーターに会うことにしたのだ。
今回はヨーロッパで修行を積んできたというベテランの女性だ。
前回の反省からあまり大きな期待はしないでおこう、
でも、見るからに半信半疑の態度では失礼だし……、
となんとも複雑な気持ちでお会いしたのだけれど、
それは予想以上の驚き満載。笑いあり、涙ありの心を打たれる経験であった。
その詳しい内容は次回に♪
凄いよ、アニマルコミュニケーションって!!

雪遊びは好き? 「好き、好き、好き〜♪!」


